浅草線馬込車両工場の思い出-5
カメラ=Nikon F100
平成16年5月24日・月曜日・午前9時15分検車場発、工場着同27分予定。 実際には30分ほど遅れて上がって来ました。
正真正銘。これが本当に最後の最後の電車となりました。
この日現れたのは「5320」編成。先頭車前面下のスカートの塗装直しとのこと。
珍しく、お客さんが2人もいらっしゃいましたが、どこで情報知るんだろう…?
私には数少ない撮影ポイント候補のうち、今まで撮っていなかった場所が2箇所ほどありました。あまりいい場所ではないのですが、編成を正面やや上から撮影できる場所なので、意を決してその場所へ向かいました。
その場所は「馬込二本木公園」の片隅です。望遠ズーム250o位で撮りました。かなり離れているため、実際の走行音は聞こえませんが、どこからともなく頭の中に「ウィ〜〜ン」「デッデン」が聞こえてくるのは…。やっぱり病気だ!はっきり自覚症状が…。
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1) このカットはもう工場の門に差し掛かっあたりのはず。なんかウキウキしてきた。
2) いくつかのポイントを渡り、一番左の線へ入ってきました。
3) 塀がちょっと邪魔だけど、これが最後と思うと周りの景色も最後のような…。
4) 踏切の脇では近所の保育園児たちが、事情を知らずに大騒ぎしています。
5) いつものように編成が徐々に切り離されていく様子を、ここで余生を送る「5000形」が見守っています。
6) こんな角度で撮るのは初めて。門の脇の金網の隙間から。
GOOD-BY 2004/5/31
あの〜 信じられないんですけど、
ホントに最後なんですか?
平成16年5月31日・月曜日・午後1時15分車両工場出発。
工場に入ってから6日目のこと。今回の出場は4両ごとではなく8両編成のままで、めったにないことでした。
珍しいことが重なりました。珍しい8両での回送風景。これが最後の出場。
なのに! あ〜編成が入らん!
この日のお客さんは多かったように感じましたが、制服の方が目立ちました。
今回も一度も撮ったことがないポイントでと思い、一度はそこで待機したのですが、
編成の中間に建物が入ってしまうため、迷いに迷った挙句に断念し、1回だけ撮った
ことのあるトンネル入口の真上の道路わきから撮りました。
側面は見えませんが、屋根が連なっているところが撮れるだろうという予測で…
でも、やっぱり電車が動き出すとコーフンして、見事に失敗!
あ〜〜。もう撮れないのに、なんてこったぁ。
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1) 間もなく出発? 周りが急にあわただしくなってきました。
2) ついに! ついに最後の電車はトンネルに向かって勾配を下っていきます。
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