きっかけと開催要領
 
き っ か け
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管理人には、当サイトに写真を掲載したり、相互リンクしてもらっている若い仲間がいます。 
ある夏の日に彼らに誘われ、撮り鉄をした後に「萌える街」にある模型屋へついていった所、私にとってはかなり高額な料金を払って、Nゲージのレンタルレイアウトの1線を使い、持ってきた車両を走らせ始めたのです。驚きました。そういう人が引きも切らさず順番待ちをしているのです。 
私もそこそこのレールや車両をもっていますが、確かにレールを敷く場所がありません。レールがしけなければ車両を走らせることすらできません。 
正直「なるほど」と思いましたが、ばかばかしいとも思いました。 
 
そこでひらめいたのが、仲間だけでやる運転会です。 
 
幸いなことに、自分の地域では各方面にコネクションがありますので、活用させていただくことにし、場所は区の施設を借りることにしました。 
そして「NPO法人 馬込子まもり会」の理事に相談し、将来会で行うイベントの実験と言うことで名義を借り、施設の所長にも相談しました。当初は難航するかと思いましたが、皆さんすんなりご了解いただくことができ、開催することができました。 
 
開 催 要 領
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 ・連休の3日間の参加 
 ・準備の日の手伝い 
 ・交通費、食事代の自己負担 
  など。 
 ・場所は区の施設
 
 
規   模
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 最終的に… 
 会議テーブル1800×750mmを長辺 
 片側5本と短辺片側2本使用し、 
 ここに複線エンドレスの本線を敷設 
 した。(TOMIX茶レール使用) 
 また、別途KATOのユニトラックを使 
 った別線を設け、管理人がほぼ専 
 用線として使用。 
 一部の端数レールと、メインメンバ 
 ーの一人が作った留置線部分を除 
 き管理人のレールを使用。 
 このほか、管理人の留置線 ( ユニ 
 トラック ) には、会議テーブル2本 
 を使用。 
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 Photo:01 / 本線の複線エンドレスは、1800×750mmの会議テーブルを片側5本と 
        2本で「ロの字」に組んだ上に敷きました。(合計14本!) 
       レールはすべるため、所々に養生テープを貼り、その上に両面テー 
       プを貼り、さらにレールを乗せるという面倒なことをしてしまいま 
       した。 
 
 
 
 Photo:02 / ほぼ敷き終えた状態です。 実はこの後、地獄の微調整が待ってい 
       たのでした。 最終的には午前10時に敷き始め、一番列車の運行は 
       午後 5時頃。原因は、レールの磨き不足とジョイントの緩み。デコ 
       ボコ対策不足…。 
       なお、本線が大きいため、内外周とも補助フィーダーを挿入。ポイ 
       ントは、配線時間短縮のため、すべて手動としました。 
       しかし、これで次回の対策はバッチリです。  ホントかな? 
 
 
 
 Photo:03 / メインメンバーは私を含めて5名ですが、1名は体調不良で参加でき 
       ませんでした。(次回は来いよ!!) 
       エンドレスの一部には、12両編成が停車可能な島ホーム 2面を配し 
       ましが、 
       実際にはその内側に大外からオーバークロスで単線が入り込み、も 
       う一面管理人専用になってしまったユニトラックの島ホームがもう 
        1面ある。 
 
 
 
 Photo:04 / オレンジの矢印下にはKATOの「EF65-1000」重連がいます。緑の矢 
       印下には「ヨ8000」がいます。2箇所のカーブ(TOMIX C-317)が入 
       りますが、1.8mのテーブルほぼ4本分。単機牽引も可能だったか。 
        ★EF65-1000はスカートがボディマウントになる少し前の製品。 
 
 
 
 Photo:05 / 留置線に停車した管理人の車両。形式などは特に書きませんが、編 
       成ものの所有車両のほぼ3分の1ほど。全部持っていくにはトラッ 
       クが必要だったかもしれません。 また、持っていけたとしても、 
       出し入れを考えるとちょっと考えちゃいますね。多すぎるのは運搬 
       にエネルギーが必要って事ですから、次回は「自粛しなくっちゃ」 
       ですね。 
 
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今回は本当に内輪だけの運転会にしました。ただ、今後、第2回、第3回と続けていく中で、メインメンバー(5名=基本的に増員予定なし)とそのたくさんの友人や、管理人の住む地域内にいる、まだお会いしたことのない「鉄さん」たちにもおいでいただけるようにしたいと思います。 
開催にあたっては、ある意味「若者の居場所づくり」的な意味合いや、名義を借りた「NPO法人 馬込子まもり会」の開催するイベントの一環として、実験的な要素も含んでいました。 
 
3日間のうち、2日目と3日目には青少年問題に取り組んでいる専門家の方や、お借りした施設の所長、小学校の父親会の方など、見学にお誘いした方が多数おいでくださいました。また、メンバー向けに貼った入口の表示を見た通りかかりの一般の方が「見せてほしい」と入ってこられ、ちょっと慌てた一幕もありましたが、総じて「好評だった」と感じています。 
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このような工夫をしないと格安で手配できる場所はほとんどありません。 
今の時代、イベントと言うのは私的な場合でも公共的な場合でも、主催者側も参加者側も双方が楽しめる内容でなければやる意義はないに等しいと思います。 
今回は思いつきに等しく、メンバーの出費は「交通費と食事代だけ」という約束と、基本的に「3日間の連続参加ができること」としましたが、もっと簡便な開催方法があるかもしれません。また、エンドレスをここまで大きくしなくても、長い編成がそこそこ走れる複線エンドレスを複数組み合わせ、同時に4人、6人が運転できるような工夫も可能だという感触があります。 
メンバーからは「機会があったらまたやりたい」という反応があり、当然管理人も賛成です。今回の反省を十分次回に活かしたいと考えています。 
 
なお、次回も「極秘」にするか、「公開」にするかはまだ決めかねていますが、いずれにしても開催は2008年になると思います。公開が決定した場合は当サイト( ローカルトレイン143M )で予告やご案内を掲載しようと思っています。 
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