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このスペースは私の写真ギャラリーです。

★この特集内で使用している写真はすべて【Nikon F90X-F100-D70-D200】のいずれかで撮影しました。★

ひんかくせん ◇ 品 鶴 線 (ひ ん か く せ ん ) っ て ご 存 知 で す か ?      ・元 は 「貨 物 専 用 線」だ っ た ん で す け ど・・・      ・横 須 賀 線 や 湘 南 新 宿 ラ イ ン の 電 車 に 混 じ っ て 貨 物 列 車 が 走 っ て い て      ・高 架 と 途 中 か ら は 平 行 し て 東 海 道 新 幹 線 が 通 っ て い て      ・あ の 路 線 の こ と で す。      ・通 称 だ っ た ん で す け ど      ・な つ か し い っ て 思 う 方 が い ら っ し ゃ る ん で す よ ね      ・そ う い え ば 富 士 山 も よ く 見 え ま す 。 邪 魔 な も の が 増 え ま し た が …


いま横須賀線や湘南新宿ライナーの電車が走っている路線は、昔は「品鶴線(ひんかくせん)」といっていました。[通称だったようですが]
JR東日本本社へ問い合わせると今は横須賀線と呼ぶそうです。 …が、何となく納得できないのは歳のせいなんでしょうか?
でも、大好きな電車がたくさん見られるということで、日曜日ともなると鉄道ファンや親子連れで、ちょっとした穴場スポット的な場所になっているのは「まッちがいない!」

そこで簡単な解説をしておきます。
まず、東海道新幹線(JR東海 & JR西日本)が併走していますので、新幹線電車は確実にみられます。線路は大崎から二本木橋付近までは二層の高架になっており、ここから西は複々線配置に変わります。

次にJR東日本の在来線ですが、これは驚くほど多種類の電車を見ることができます。時々JR貨物の電気機関車に牽かれたコンテナ列車も見られます。(新型の機関車も走ります)

さて話は戻りますが、いつも見られるのはどんな電車かって?
まず「新幹線電車=300系・700系(JR東海・JR西日本所属車)と500系(JR西日本所属車)」が頻繁に行き来しています。

在来線では「横須賀線電車=E217系」「湘南新宿ライナー=E231系・211系・113系など」のほか、横浜方面〜成田空港間を走る「成田エクスプレス・NEX=253系」・池袋・新宿発「伊豆急下田行き スーパービュー踊り子号・SVO=251系」・「団臨」と呼ばれる団体専用列車や、大井工場で検修を終えた車両の回送や試運転に出くわしたら、もう“よだれもの”ですね。一度行って見て下さいませ。

●写真(No.23)で触れていますが、湘南新宿ライナーで運行される車両は2004年10月からE231系に統
 一されているため、211系・113系・215系は見られなくなりました。また、113系は東海道線でも
 平成18年度中にE231系近郊形に置き換わりました。


【品鶴線(ひんかくせん)】
 元は品川〜鶴見(鶴見操車場)間の貨物専用線でした。「第二次大戦中は地図にも載っておらず、東
 海道本線が空爆された場合の迂回路として使用され、軍事物資の運搬に使われていた」
と聞いた記
 憶があります。->> あくまでも記憶であり、実際とは違うかもしれません。
 無蓋車に砲塔を後ろ向けにされた戦車をのせ、ゆっくり通過する長い編成を見送った記憶が残って
 います。実は第二京浜でも、路面にキャタピラーの跡をクッキリ残しながら、戦車がゴーゴーと通
 っていった記憶があります。昭和30年代の前半のころです。
新鶴見操車場から上ってきた列車は、大崎駅手前の蛇窪信号所で品川方面と池袋方面へ分岐します。
品川で東海道本線と合流し、池袋方面へ分岐した線路は大崎から山手貨物線を経由し、赤羽から高崎線・東北本線へ合流した後、大宮操車場へ向かいました。
私の記憶では、過去日本オイルターミナルと表示したタンク車(タキ)を従えた電気機関車(EF65など)が行き来していたことです。今でもその編成を模型で再現したいと思っています。[現在このタンク車(タキ)編成は、基本的に武蔵野線を走っています。]

 私が3〜4歳の頃、祖父にせがんでよく連れて行ってもらいましたが、戦車を貨車に載せて走ってい
 た記憶があります。もちろんSLが現役の頃でしたから、煙のにおいを嗅ぐのが大好きでした。手を
 振ると、ほぼ100%の機関士さんが手を振り返してくれたり、汽笛を短く鳴らしてくれたように思
 います。今でも私が手を振ると… ->> 恥ずかしいので略!

 SLの合い間に「EF13」や「EF15」など、茶色で小さなデッキのある電気機関車が貨物列車を牽いて
 通っていった記憶が蘇ります。(当時は形式など全くわかりませんでしたが…)
 踏切が何箇所かあって、小学校低学年の頃は列車通過後にレールに耳をつけて、タイヤがジョイン
 トを刻む音を聞いていました。重い機関車の音は「ガガンゴゴン」。貨車のときは「コトンコト
 ン」とか「カタンカタン」と聞こえました。ちなみに浅草線5300は「ズズンズズン」でした。
 ところが今の線路はロングレール化され、接続部分も工夫されているため、昔のような音で聞こえ
 る箇所は少なくなってしまいました。


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 【品鶴線データ】
 □開業=昭和4年(1929)  □区間=品川〜鶴見操車場  □距離=17.8Km

 ○公式に横須賀線と呼んだり地図に横須賀線と記載されるようになったのは昭和55年(1980)10月1
  日に、それまで東海道線を共用して走っていた通称「湘南電車」と横須賀線電車「スカ線」を分
  離運転するようになってからです。
  これをきっかけに、昭和51年(1976)10月1日からすでに東京地下駅経由で品川駅まで乗り入れて
  いた、総武線電車との直通運転が始まりました。
  なお、錦糸町〜品川間の地下部分は、地下トンネルということです。



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EastJapanRailwayCompany HINKAKU-Line GuideMAP HinkakuMap.jpg
上の地図の中央を斜めに横切っているのが「品鶴線(青線で表示)」です。
現在は「横須賀線」と呼ばれていますが、脇を東海道新幹線が併走しています。
馬込地区内の路線は、東馬込2丁目の「霜田踏切」から、西馬込2丁目と仲池上・上池台の
境界道路に架かる「新根方橋」までです。
この間、西馬込1丁目の二本木橋と、新根方橋の一つ川崎寄りの「富士見橋(馬込からはず
れますが)」までが列車を見たり、写真を撮るポイントになるでしょう。

【見る・撮る主なポイント】
●霜田踏切
 新幹線の高架下になるため日差しの影響が大きく、見るには楽しい場所ですが撮影では時
 間を考えなければなりません。また、大きなカーブなので西大井から来る下り電車の迫っ
 て来る迫力や、川崎方向から来る上り電車のカントによる車体の傾きが見られます。
  *:カント=カーブの内側に車体を傾けるための道床(どうしょう)の傾斜のこと。
  注:遮断機に近寄りすぎると危険と判断され、警笛を鳴らされます。

●意外な場所
 第二京浜国道に架かる馬込橋の東側にある「やくしこせんじんどうきょう」の上り線側の
 階段から、下り列車を撮ります。
 人通りがあまり多くなく、私はよく飲み物とちょっとしたスナック菓子を買って、2〜3
 時間粘ることがありますが、夏はダメですね。暑くて参ります…(~_~;) 冬もだめでした。
 跨線人道橋は、道路に架かる横断歩道橋と同じで、階段があるため車やバイクは通らない
 ので、見るには絶好の場所ですが、撮るには高架や架線の支柱などが入ってしまいます。
 近くの小学校の通学路になっているので、くれぐれも怪しい行動は控えましょう。

●馬込橋
 第二京浜(国道1号線)の橋です。品鶴線はこの下を通っていますが、この橋からの撮影は
 特別なテーマでもない限り、残念ながら私の手には負えません。

●馬込橋〜二本木橋
 この間は築堤になっているため、見上げるようになります。列車はほとんど見えず、音が
 聞こえるだけで苛立ちます。

●二本木橋〜富士見橋
 この間は切り通しになっているため、線路を見下ろすようになります。また、線路の両側
 が道路になっているのも助かりますが、高いフェンスがあります。跨線人道橋-2は小さな
 お子様連れなら一日中?いられそうな場所ですが、川崎方向に架かる橋が近いため、遠方
 からの接近が確認しにくいという弱点があります。
 富士見橋から川崎方向に100Mほど先に架かる跨線人道橋-3がありますが、不心得もの対策
 で見るのも撮影にも向きません。この橋の先は「東急池上線 御嶽山駅」がかすかに見え
 るだけで何もないのですが、高いビルが気分を台無しにしてくれます。
 名前のとおり「富士山」がよく見えます。

■見る・撮るマナー■
 品鶴線(横須賀線)沿線は新幹線が併走しているため、フェンスで厳重に囲われています。
 特に新幹線側はいたずらや侵入防止のため、一段と厳重です。跨線人道橋では厚いアクリ
 ルパネルが張られており、「見にくく・撮りにくい」状態です。無理によじ登ったりせず
 脇から見るようにして下さい。
 気が利く運転士さんは、撮影をしている私にまで合図代わりに警笛を鳴らしてくれます。
 そういう時は手を振って答えましょう。
 また、交差・平行している道路では自動車が頻繁に行き交いますので、「見る・撮る」場
 合には十分注意して下さい。

 空になったペットボトルやゴミは、必ず持ち帰って下さい。
 タバコを吸ったらポケット灰皿などに入れて下さい。
 こんなことまで書かなければならないほどマナーが悪い人がいるんです。

■撮影テクニック■ (私が書くのも何ですが…)
 【フェンスの金網を消す方法】
  望遠レンズを使いますが、およそ200o以上でないと効果が出にくく、300o以上だと
  金網越しとは思えなくなりますが、逆に列車が画角からはみ出してしまいますので、
  注意が必要です。何度か試し撮りをしてみてください。

  コツは金網の隙間にレンズ先端(フード)をつけて撮ります。コンパクトカメラなどで
  は、レンズが隙間に入りますから入れてしまいます。
  こうすることによって邪魔なフェンスの線をよけたり、見えにくくしたりすることが
  できますが、目立たないくらい薄い影は出てしまいます。
  他線区でのことですが、金網をペンチなどで切って穴を開けてしまう不心得者がいま
  すが、言語道断(ごんごどうだん)です。
  なお、私の経験からコンパクトデジカメは、スタンバイのタイムラグや連続撮影性能
  の面で、鉄道車両の撮影にあまり向かないように思います。

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